2008年8月10日日曜日

Fireworks

今日は、東京湾大華火祭でしたね~。

昨年は、ホテルの高層階にあるレストランで鉄板焼きをほうばりつつ観覧した花火ですが、やはり間近にあの迫力を感じたいということで今年は原点に立ち返り、芝浦埠頭の会場に見に行きました。芝浦では、今まで一般に開放された(とは言いつつ人数制限は有る)会場で見ていましたが、今年は相方が港区民専用の会場をゲットしてくれたので、おかげさまで「19時の花火を観る為に15時から行列して待つ」という荒行をせずに済みました。

ちなみに、今回はクーラーバッグにドリンク&保冷剤を装備し、行きがけのミッドタウンで食べ物も調達したりして、準備は万端。冷えたドリンクを飲みながらつまみを食べ、ど迫力の花火を楽しむ、という最高な夜でした。東京湾の花火は、とても大きなサイズの玉が高いところまで打ちあがるので、近くで観ると仰角が高く首が痛くなります。ちょうど映画館の最前列で映画を観ている様な感じですかね。

しかし、明日は朝からゴルフ。果たして無事4時半に起床出来るのでしょうか!?

すべらない話

IT史に輝く「すべったテクノロジー」ベスト25 (前編 | 後編)

前々職の同僚の方が日記に書かれていたので読んでみたところ、非常に面白いランキングです。

「すべった」と言うと「失敗した」というイメージが強いかなと思いますが、物によっては「早過ぎた」とか「時代がまだ受け入れる準備をしていなかった」という物もあるかなと思います。気になったものだけピックアップしてみますと:

25位: IBM PS/2

私もリアルタイムでは知らないIBM PS/2ですが、ひと昔前までのパソコンには必ず付いていたPS/2ポート(キーボードとマウスを接続する為に各1つずつある)にその名残がありますね。キーボードとマウスに限定されているとは言え、ここまでしぶとくその名が生き残ったという意味では、何というか執念のような物を感じます。

22位: OpenDoc

実は、OpenDocがもてはやされた頃に私の親は情報システムを担当していて、自宅にあった「OpenDocジェネシス」という本を読んだことがありました。当時の、コンピュータを全く理解していない高校生だった私にはちんぷんかんぷんの内容でしたが、今考えるとOpenDocは非常に先進的な事をやろうとしていたという事が理解できます。ただ、惜しむらくは当時のハードウェア性能ではこれを実用的なレベルにまで引き上げる事が出来なかったのではないだろうかということです。私の理解が正しければ、OpenDocと類似の技術としてMicrosoftのOLEがあり、それらは依然としてMicrosoft Office等のアプリケーションで利用されています。そういった意味では、Appleには先見の明があったのでしょうね。

19位: GNU Hurd

今日のLinuxの繁栄を支えているのは、間違いなくGNUプロジェクトの数々の成果物であり、その為GNUプロジェクトの創始者であるRichard M Stallman (通称RMS)は、「LinuxではなくGNU/Linuxと呼べ」とのたまわっている程です。つまり、Linuxは単なるUNIXライクなカーネルであり、その周りにGNUソフトウェア(例えばbash: Borne Again SHell)を配置する事で、やっと実用的なOSとなるという事を言っているのですね。しかし、面白い事にGNUプロジェクトの根幹たるカーネルは未だ存在せず、その名前はGNU Hurdと呼ばれているが未だにリリースされていません。

GNU Hurdの実用化にどの様な障害が存在するのかは分かりませんが、恐らくはカーネルとしてのLinuxとGNU Hurd以外のGNUソフトウェアとの組み合わせがあまりにもうまく行き過ぎたために、人々がGNU Hurdをそれ程強く望まないことが理由なのではないか、と思われます。もしくは、単にマイクロカーネルを採用するGNU Hurdに、マイクロカーネルに有りがちな性能面などの問題があり、未だに実用に至っていないだけかも知れないですが。ちなみに、その辺りを現実的な選択肢で乗り切ったLinuxは、分類としてはモノリシックカーネルです。

10位: Itanium

Itanium、いやIA64と言った方が良いかも知れないですが、この全く過去との互換性を断ち切った新しい64ビットCPUのアーキテクチャを作り上げるプロジェクトは、現在のところ商業的な成功を収めているとは言い難いかも知れません。しかし、実行時にCPUがアプリケーションの並列性を判断するのではなく、コンパイル時にコンパイラがそれを判断するというアプローチに変えた事は、非常に先見の明があったと言えるのではないでしょうか。

現在、IA32とその64ビット拡張であるx64では、パイプラインの増大と動作クロック向上によるCPU性能の向上は限界を迎え、IPCの高い命令セットで複数のコアをダイに載せるというアプローチに代わりました。しかし、同時に多数のプロセスが走る事が前提のサーバ用途では良いですが、デスクトップ用途ではこんなアプローチは気休めに過ぎないという事は誰でも気付く事だと思います。そもそも同時に走るべきプロセスの数は少なく、アプリケーションは並列化に対応していないとなれば、コアを増やしたところで遊んでしまうだけなわけです。そこでIA64で取り入れられた「コンパイラによる並列化」が活きるのではないかと思うのです。

7位: 64ビットPC

確かに、コンシューマ向けのPCに64ビットのアドレス空間は不要です。しかし、32ビットのアドレス空間、つまり4GBというアドレス空間は、Windows Vistaという非常にgreedyなOSの登場によって、「あるいは食い尽くされてしまうかも知れない」程度のサイズとして認識されるようになったのは確かです。Windows Vistaがユーザに支持されているとは言い難いですが、それでもMicrosoftがこの手のリソース食いなOSを出し続ける場合、必然的に32ビットでは対応しきれないアドレス空間を必要とする日が来るでしょう。それが良いかどうかは別として、ですが。

2位: Windows Vista

今更Vistaについてコメントは不要だと思われますが、私にとっての驚きは、Vistaの価値をWinFSに置いていた人が
私以外にも意外に多かった事ですね。少なくとも、Vistaの価値がAeroだなんて、悪い冗談にしか聞こえないです。

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さて、皆さんはこの記事を読んでどの様な感想を持たれたでしょうか。

仮想化

ハイパーバイザの価値とは

サーバ仮想化の市場では、先行するVMWareとそれを追従するXenSource、またサーバOSにハイパーバイザを統合したMicrosoftが主立ったプレーヤだ。しかし、それぞれは出自が違うこともあり、仮想化に対する考え方も随分と違う。

元々、VMWareはハイパーバイザ型の仮想化をやっていたわけではなく、後になって製品を追加して対応した。しかし、Xenはそもそもがハイパーバイザの研究から生まれたプロジェクトであり、XenSourceを買収したCitrixがその技術を積極的
MSに供与して作られたのがHyper−Vだ。

ただ、この記事から何となく読み取れるのは、もはやハイパーバイザ機能はサーバ機のハードウェアの一部として、ある種のBIOSの様な形で搭載され、顧客にとってはシームレスな存在として出荷される、という流れが出来つつある事だ。

今後の普及に期待感はあるが、純粋な仮想化技術自体に関して言うと、もはやエキサイティングな状況を過ぎた様に思えるのが少し寂しい。

2008年8月9日土曜日

予想

せっかくなので天童寺 vs 瑞穂を予想してみよう。

とりあえず天童寺から。
多分、ディフェンスはハーフコートマンツーだろうな。明和大日立戦を見てても、これがディフェンスの命っぽいし。瑞穂はアウトサイドに強いから、敢えてゾーンディフェンスにする意味も無さそうだし。多分、スタメンは今までどおりの5人(沢登、剣、如月、北沢、本田)でスタートなんだろうな。

対して、瑞穂は秋田城北戦でも機能した1-3-1ゾーンで行くのだろうか。最初からハーフコートマンツーで行くと、後半は体力的にきつくなるんじゃ?という気もする。ただ、天童寺のアウトサイド攻撃に対する対策は絶対必要だ。

ちょっと考えたのだけれど、チョッ速3Pの本田を押さえるために1年の榎本をディフェンス要員としてマンツーで投入し、他の4人はゾーンを組むという選択肢も有りかと思う。ダイアモンド・ワンって感じかな。そして、もし天童寺が鎌倉まで投入してきたら、哀川がマンツーで当たるトライアングル・ツーだろうか。その場合、残りの三人(藤原、土橋、石井)がどれくらい天童寺のインサイド攻撃をしのげるか、というのが鍵だな。オフェンスを考えると榎本より三浦の方が良いけれど、足を痛めている状況で本田にマンツーで付くのはきつそう。もしくは、榎本ではなくて高階を使うのかな。

うーむ、イマイチ良いアイデアが思い浮かばない。ていうか天童寺強過ぎ。次元が違う。

2008年8月8日金曜日

長い・・・

天童寺 vs 明和大日立の試合が長い。。。

天童寺の強さと、瑞穂がそれをどう攻めるかという今後の展開について提示したいのだろうが、主役が絡まない試合にしてはいい加減に長過ぎる気がする。そして、頑張ったんだけどやっぱり勝てそうにない明和大日立。結局、この試合の結論は、天童寺は強過ぎたという事なのだろうか。

目の前の成田中央に勝たなければ何も始まらないのだが、瑞穂はどうやって天童寺を攻略するのだろうか。この明和大日立戦のせいで目前の成田中央戦が霞んでしまい、天童寺との来るべき決勝ばかりが気になる。

2008年8月6日水曜日

MSフリーなデスクトップPC

IBM、“MSフリー”なデスクトップPC提供へ

「MSフリーな」つまりMicrosoft社のソフトウェアに非依存なデスクトップPCを作り出すには、以下の構成要素が必要不可欠だったと思う。
  1. Windowsに代わる実用的なデスクトップOS
  2. Internet Explorerに代わる実用的なウェブブラウザ
  3. Microsoft Officeに代わる実用的なプロダクティビティスイート
上記2については、かつてのNetscapeの流れをくむMozilla Firefoxが早いうちから登場していたが、1と3については中々現実的な選択肢が無い状態が続いていた。しかし、1についてはUbuntu Linuxが、3についてはOpenOffice.orgが登場した事で、一気に駒が揃った感がある。

賛否両論はあるものの、IBMはOpenOffice.orgをベースにLotus Symphonyをリリースし、MSフリーなデスクトップPCの流れに本格的に参入した形だ。そして、今回のハードウェアも含めた提供開始は、これから始まる過酷な戦いを暗示させるものであると思われる。

ショッキンぐ〜

そう言えば、先日ゴルフに行った帰りに高速道路のS.A.で給油したら、GSのお兄さんが「右後ろのブレーキランプのバルブが切れてますよ」と言ってたので、愛車を点検と部品交換に出さなくちゃなあと思ってネットで検索していたら、何と愛車が既に販売中止になっていたことを知った。ショーック!

まぁ、某トヨタに似合わない4WDターボな車だったので、いずれ近い将来に無くなるだろうとは思っていたけれど、フルチェン直後の購入から5年を待たずして販売中止とは。。。

昨年の春にタービンからのオイル漏れでタービンブロー&エンジンブローを経験し、タービンとシリンダブロック、一部ピストンの総とっかえ(@メーカー保証)を行ったのだけれど、今後の保守が気になるので今度点検のついでに聞いてみることにしようっと。

話は変わるが、@ITの連載「いまさら聞けない エンジン設計入門」が面白過ぎる。IT系のウェブ媒体にも関わらず、初歩とは言え自動車のメカに関するガチな説明が満載だ。しかも、実際の部品の写真を見ながらの解説はとても分かり易い。

2008年8月5日火曜日

無限の誘惑

パケット定額値下げキター!!!!

ソフトバンク、パケット定額フルを改定、iPhone 3Gは月額2990円から・メール無期限保存へ


もはや、私がiPhone 3Gを購入することを阻む壁は全て取り払われました。せいぜい本体の重さ位でしょうか。あぁ、今すぐにソフバンショップにダッシュしたい。。。

いいえ、それも仕様です

昨日日記に書いたApple MobileMeの不具合(とおぼしき事象)だが、本日進展有り。

なんと、受信トレイ以外のフォルダも表示された!・・・1個だけだが・・・orz

勿論、私のメールボックスには100以上のフォルダがあるので、これも明らかに不審な挙動。

えぇぃ!どうにかならぬものなのか!!

街並み

Googleマップの「ストリートビュー」に日本の街路写真

何に使うのか、実用性の観点からするとイマイチ私の駄目な頭では理解に苦しむのですが、単に楽しむという点ではこの上なく楽しめる機能ですね。私の自宅前の道路、私の実家前の道路、そして弊社オフィス前の道路、などなど、「そんな場所の写真までGoogleちゃんに掲載されてるの!?」という小市民的喜びを得るにはもってこいの機能である気がします。

現在は首都圏のみを網羅しているっぽいですが、細い道路までかなりのカバレッジですので、次は是非地方へ進出して頂きたいところです。

ありえない続報

NTTひかり電話の不具合ですが、弊社ひかり電話のルータはビンゴでした(爆)

ただ、導入時期から計算すると7月20日辺りに不具合を起こしていておかしくない筈ですので、運が良かったのか不具合の発生しない個体だったのか分かりませんが、とりあえず問題は無い様です。

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さて、先ほど弊社オフィスのある千代田区三番町地方は激しい雷雨に見舞われ、11:45頃~12:45頃はまるで東南アジアのスコールの様な雨が降り、道路は川の様になっていました。しかし、一旦雨が弱まり始めると(弱まる、とは言っても豪雨状態との比較論ですが・・・)、路面を覆い尽くしていた水はサーっと引いていき、5分も経たずに元通り。凄い排水システムです。さすがに税金が有り余っている千代田区らしいです。

2008年8月4日月曜日

ありえない

イー・モバイルのCMではない。

NTTひかり電話126万台、249日使用で発着不能に

えー!何すかそのしょうもない不具合は。。。

ちなみに、弊社でもひかり電話を使っているので、この問題に該当する機種かどうかを調べなければいけません。導入は昨年の11月半ばだったと思うので、当該機種なら間もなくビンゴです。

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話は変わりますが、例の首都高池袋線での火災は、そう簡単に復旧しないみたいですね。短くて数週間、長ければ数ヶ月とか。。。それはそうですよね、14キロリットルものガソリンが5時間も燃え続けたわけですから、その熱と炎にさらされた首都高の橋桁や路面へのダメージは相当なものかと。。。

復旧に掛かるコストは少なくとも数億円だそうです。事故を起こしたタンクローリーが所属する会社への損害賠償請求は必至ですね。首都高が使えない事による迷惑や周辺道路、迂回路の渋滞による経済損失まで考えたら、もっと大変なことになりますね。

ハンドルを握るということは、場合によってはとんでもない結果に行き着く、ということを改めて実感させられました。自分も気を付けないと。

不具合ですか?いえ、それは仕様です。

.Mac (dot mac)がiPhone 3Gのリリースと同時にMobileMeになりましたが、どうもMobileMeは不具合が多発している様ですね。

私は旧.Macメールをプライベートなメールアカウントのメインに使っているんですが、最近Mozilla ThunderbirdからのIMAP4アクセスで受信トレイ以外が見えなくなりました。

なんやねんそれ!とつっこみを入れたくなりますが、とりあえず自宅のMacBookではThunderbirdを捨ててApple Mailに戻ることに。さすがに、Apple Mailではちゃんと動きますね > MobileMe

まぁ、元々Apple Mailは結構気に入っていて、何故かCPUを100% (Core2 Duoの両コアとも) 使い切るという暴走をする前はこれがデフォルトだったので、戻っても全然問題はないのです。そもそも、メールはMobileMe (IMAP4)やGMailがメインですので。

とりあえず、釈然としない理由ではあるものの、Apple Mailに出戻ってきました。後は、会社のWindowsマシンでどうするか、という点が残りますね。。。

よもやま

タンクローリー炎上の首都高、復旧めど立たず…周辺が混雑

事故の速報を聞いた時から嫌な予感がしていましたが、やはり復旧には長い時間が掛かりそうです。実は、来週のゴルフではまさにこの首都高池袋線を使おうとしていたので、今週中の復旧を期待したいのですが。。。もしダメな場合、6号向島線からC2経由で東北道に入るルートになります。迂回ルートに車が殺到して渋滞、なんて羽目にはなりたくないです。

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ところで、自宅のMacBookのWiFi (11g)が物凄く不安定でブチブチ切れるので気になっていたのですが、どうもMicrosoftのワイアレスマウスとコンフリクトしているのではないかという気がして、マウスの利用を止めたところ安定してくれました。おやまあ何というか・・・。

ワイアレスマウスは、MSだけでなくロジクール(Logitech)でも2.5GHz帯付近で独自の無線通信をしていたりして、2.5GHz帯のWiFiとぶつかりそうな悪寒はしていたのですが、どうも本当にぶつかっていた様です。

こればっかりはどうしようもないので、MacBookがBluetooth標準搭載なのを良いことに、Bluetoothワイアレスマウスに代えようかな、なんてことを妄想しています。

暴落

ついにここまで(涙)— 1TバイトHDDがまさかの1万円割れ

キャンペーンとはいえ、遂に1万円1TB HDDが買える様になった模様です。つまり、1円100MBという計算です。

昔、1995年夏に初めて自宅で買ったDOS/V PC (この呼び名も懐かしい) は、無印Pentium CPU (50MHz)、8MBSDRAM520MB無印ATA HDDWindows 3.1を搭載し17インチCRT付きで27万円 (!) でした。恐らく、この頃のHDD100MB1万円程度であったと思われます。

つまり、この13年でHDDの価格は1万分の1に下がったということなのですね。。。物凄い暴落っぷりですね。

ソフトウェア企業の社会的責務

Notes/Dominoユーザーが立つ岐路 - 企業のコラボレーション基盤を考える

この記事の趣旨とは違うが、読んでいてふとソフトウェア企業、いわゆるソフトウェアベンダの社会的責務について考えた。

ソフトウェアの世界は非常に進歩が激しい為、短くて1年、長くて3年といったサイクルで新しいバージョンが提供されていく。しかし、それによって当然「旧バージョン」が作り出され、それらはいずれベンダからサポートされなくなっていく。

最近のニュースとしては、Windows XPのサポート終了に関する話題が最も身近だろうか。

こういった状況では、「現行バージョン」の顧客をいかに「新バージョン」に移行させるか、ということが課題となる。ベンダにとっては、「新バージョン」を「有償で購入してもらう事による売」という側面と、「旧バージョン」の「サポートを続けるコストの削減(もしくは撤廃)」という側面の両面で、この移行作業は重要だ。

しかし、全くもって明白なのは、これらのどちらもがベンダにとってのメリットであり、顧客にとってのメリットではない、というところだ。

さて、そんな顧客にとってメリットの無い選択肢を顧客に受け入れてもらう為に、ベンダが自らの行為を正当化する武器は何かと言うと、「新バージョン」における「機能強化」、「機能追加」、「性能強化」、等々のお題目である。

それらのお題目が仮に真実だったとしても、ここには一つの可能性が残る。つまり、顧客はそれらお題目のどれも必要としていない可能性、である。

この場合、顧客には二つの選択肢がある。一つには、ベンダの言うことを聞いて嫌々ながら「新バージョン」に移行するか、もしくはベンダの言うことから顔を背けて「旧バージョン」を使い続けるか(そしてベンダからのサポートをいずれ失うか)、だ。

上記のLotus Notesの記事は、まさにこの状況について書いていた物だ。

さて、私はどちらかというとソフトウェアを作る側の人間であるので、立場としてはベンダに近いわけなのだが、この様な現状にとても違和感を覚える。何と言うか、サポートの終了を人質に新バージョンを顧客に押し売りしている」気がしてしまうのだ。

ソフトウェアベンダは、こんな事をしていて良いのだろうか。

勿論、ビジネスでソフトウェアを開発し販売している以上、ビジネスにならない事は出来ない。しかし、今までの「常に新バージョンを作り続け、それを売る」というビジネスと「(顧客が望む場合は)旧バージョンのサポートも続ける」という行為は、果たして両立出来ない物なのだろうか。仮に旧バージョンのサポートを続ける事がビジネスベースでは難しいのであれば、オープンソースソフトウェア開発というモデルを利用してそれを行う事は出来ないのであろうか。

社名は失念してしまったが、新バージョンを商用ソフトとして販売し、旧バージョンはオープンソースにして公開する、というやり方を行っていたソフトウェアベンダの話を聞いた事がある気がする。しかし、
残念ながら未だにそれを行っている会社が増えているとは耳にしない。

何と言うか、個人的には傲慢にも思えてしまうこのベンダの姿勢は、今後変えていかなければならないものである様に思える。そうしないと、業界全体が何か大きなしっぺ返しを喰うことになってしまう様な、そんな気にさえなるのだ。

2008年8月2日土曜日

待ち遠しい

先日、久々のラウンドを楽しんで来た(というかコース中をダッシュしてきた)わけなんですが、また近々ラウンドすることになりました!今度は、豪華リゾート地で温泉付き、なんてことではなく普通に日帰りなんですが、今から楽しみです。遠足前日の子供みたいになってます。

にしても、ラウンド前に一度くらいは打ちっ放しに行った方が良いかしらん。。。

前回のラウンドでは、1日目はドライバーがバッチリだったのに2日目はドライバーが死亡(全てフック。信じられない程フック。引っかけまくり。打つ手無し)だったので、ドライバーを練習した方がいい気がする。もしくは前回2日目の様に、ドライバーは封印してティーショットからウッドを使う、という手もあるが。

後は、アプローチが要練習か。特に、短い距離(50ヤード以下)でトップするのを何とかしたい。

うむぅ。こうしてはいられぬ。。。

まずはこちらのコードをご覧頂きたい。

unsigned char i;

for (i=0; i<256; i++){
...statement...
}

さて、このコードを実行するとどうなるだろうか?


答えは、無限ループする、なのである。
直感的にこの答えが分かった方は素敵なCプログラマだ。

2008年8月1日金曜日

備忘録

秋月電子H8 3069Fボードで開発を行っているのだが、基板裏面に半田付け済の外付け16Mbit RAMチップのアドレスが分からず暫く往生していた。しかし、ググ先生にお伺いを立てたところ「AKI-H8/3069F」のページを発見し、参考にさせて頂く事が出来た。「ちなみに16Mbits DRAMはH8/3069RFのCS1でアドレスデコードされ、0x400000〜 0x5fffffに割り当てられます。」とのこと。有難や。

どおりで一生懸命0x080000にデータを書いても意味がないわけだ(笑)。

にしても、どうやったらこの外部メモリのアドレスを知ることが出来るのだろう。。。うぅむ、組込は奥が深い。