最近の携帯電話端末には、いわゆるワンセグ視聴機能が付いている端末も増えてきた。私はauユーザなのだが、例えばW44S、W43SA、W43Hなんかがワンセグ対応の最新機種だ。ところで、携帯電話の端末へのワンセグ視聴機能搭載は全く否定しないのだが、この機能がもたらす「端末製造メーカーへのメリット」とは何なのかがちょっと気になる。携帯電話というサービスモデルにおける登場エンティティは、主に以下の様な感じだろう。さて、ワンセグ視聴機能とは基本的には「地上波ディジタル放送」の視聴機能なので、垂れ流されるディジタル放送の電波を拾って画面に表示する為の機能だ。つまり、ユーザが勝手に電波を拾ってそれを無償で見ているわけだ。これだけでは、キャリアにとっても端末メーカーにとっても直接のメリットは無い。直接のメリットとはつまり、ワンセグ視聴に対してリニアに反応するような売り上げは上がらないということだ。何しろ、視聴は無料だし端末は買い切りだから、視聴の為に後から支払うお金は強いて言えば端末のバッテリの充電に使う電気代くらいだ。したがって、ワンセグ視聴対応機能を携帯端末に追加しても、「この端末ではワンセグが見られます」というだけの付加価値しか提供できないわけで、極端な話全てのキャリア、メーカーからワンセグ対応の端末がリリースされてしまえば、ワンセグ対応は差別化の要素にはならなくなってしまう。まぁ、コモディティ化してしまう、と言ってしまえばそれまでなのだが、これだけではあまり面白い解決策とは言えない。そもそも、ネットワークが発達して双方向通信が可能となった現代において、ダウンストリーム限定の垂れ流し通信である「放送」という物のあり方が問われているのかも知れない。*****(12/11 16:50追記)「ワンセグ」じわり普及 放送と通信連携、手探り否めずやはり、文中にもある様に「携帯各社は対応端末が増えても通信料が増えなければ、開発費だけが積み重なり、稼ぎが減りかねない。」という懸念は依然として強い様だ。通信量が増えないと結果的にキャリアは儲けにならないわけで、儲けにならない場合は端末開発のコスト増や端末頒布の為のリベート負担についても厳しくならざるを得ないのだろうと容易に想像できる。
KDDI、デジタルラジオ&ワンセグ対応「W44S」を発売開始今日は、たまたまauの販促キャンペーンにぶち当たって、思わずビンゴなんかやったりして販促品のLISMO!タオルをゲットしようとしたのだが、思いっきり失敗したりして(-v-)。さて、W44Sは「ヒンジが変」、「ごつい」、「厚い」といったありがちな批判もまったくごもっともな形状なのだが、実際どんなものかと思って販促キャンペーンのデモ機を試してみたところ、意外とワンセグって画質良くないのね、ということが分かった。いわゆる、ローパワーのCPUで無理やりMPEG2をソフトウェアデコードした際に発生する様な、ブロックノイズ(?)がたまに発生する。これは携帯端末のハードウェア的な制約なのかも知れないが、ともかく最新機種のW44Sをもってしてもその様な感じであるわけだ。現在、発表から1年半ほど経過したW31Tを使っている私としては、そろそろ端末買い替えの良い時期にあたるのだけれど、どうしたものかと悩み中だ。とりあえず、上記のような感じなのでW44Sは構想から外れたかなあ、といった感じ。更に現在使っているBluetoothのハンズフリーも、Bluetooth対応端末が最新でW44Tになってしまう為、今日のキャンペーンでは実機にも触れなくてちょっと困った。何しろ、東芝からはW45TとW47Tも出ているのだ。暫く待ったらBluetooth対応の最新機種が出てくれるのだろうか。。。