まず、ディスク管理ツール代わりのKNOPPIX (CD-ROM起動可能なLinuxディストリビューション)を起動し、仕事で使っているDELL Latitude D520というラップトップPCにプリインストールされた、diagツール専用の隠しパーティション及びWindows XP Professionalのパーティションを、おもむろに完全抹殺。Fedora Coreインストール用に、色々と考えてパーティション作成を実施。(以下の様な感じ)
- /boot 100MB
- / 1GB
- /var 5GB
- /tmp 5GB
- /usr 5GB
- /usr/local 5GB
- /opt 10GB
- /home 43GB
Fedora Core 8の導入は、普通に日本語版のインストールDVD ISOイメージをダウンロードし、インストールするだけで完了。GUIベースのインストーラで、まるでWindowsの様に簡単にインストールが完了。グラフィックスも問題無くチップを認識し、XGAでGNOMEが起動。
これだけではXenは有効化され無いので、Xen関連パッケージを以下のコマンドでインストール。
% yum install xen kernel-xen
これだけで、Xenに必要なパッケージがサクサク依存関係解決がてらインストールされる。
まったく便利になったものだ。
ここでブートローダGRUBの設定(/etc/grub.conf)を変更し、Xenのカーネルから起動する様にする。Xenのカーネルの起動に必要な設定は既にgrub.confに書かれているので、デフォルトで起動するカーネルの指定を、非XenのカーネルからXenのカーネルに変えるだけで良い。
そしてシステムを再起動。
起動時には、まずはXenの起動画面が表示され、すぐにDomain-0であるFedora Core 8の起動画面に切り替わる。無事にGNOMEが起動され、Xenのカーネルによる起動が完了。
次に、これだけではXenの利用が面倒なので、仮想マシン管理ツールをインストール。
% yum install virt-manager
これでインストール完了。
GNOMEの[アプリケーション]メニューから[システムツール]→[仮想マシンマネージャ]と選択すると、仮想マシンマネージャが起動される。ここで一覧の[localhost]を選択し、右クリックして[起動]を選択すると、無事にDomain-0に接続される。
Fedora Core 8のインストールにだいぶ時間は掛かったものの、特につまづく点も無くXenが導入できてしまった。素晴らしい。そして今このブログはFedora Core上のFirefoxから書いている。日本語入力もまったく問題無し。感動的だ。
次はWindowsの仮想マシン構築について書こうと思う。
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