2009年7月25日土曜日

Safariが不安定

最近、Safariが凄く不安定な気がするんですが、気のせいでしょうか。。。
明らかにクラッシュの頻度が上がりました。

ちなみに、最新版にアップデートされてるんですが。

2009年7月20日月曜日

Google OS

Chrome OSアーキテクチャの“本命”

GoogleがChrome OSを発表して少し経ちますが、振り返ってみると2年半ほど前にこんなブログエントリを書いていました。

この時はGoogle OSに搭載されるWeb BrowserとしてFirefoxを挙げていますが、この後Googleが独自BrowserであるChromeを発表したのはご存じの通りです。

ただ、肝心なところはそれ程変わっていなくて、超軽量の(恐らく)LinuxをベースとしたBrowserが稼働するだけのOS、という点でChrome OSは私の想像したGoogle OSそのものです。

私の(ある意味)妄想的ブログエントリから2年半を経てGoogle OSがデビューしたわけですが、Googleにとってこの期間はちょっと長いかも知れません。かの企業であれば、本気になればこの程度のソフトウェアは1年もあれば作ってしまいそうです。2年半という期間には、ビジネス上の判断や市況、他の企業とのアライアンスなど、技術とは違う理由が働いたのかも知れません。

ともあれ、あちこちで語られている様に、Googleのスタンス(全てのアプリケーションをクラウドで提供する)は非常に注目され、段々と採用されていきそうです。それに伴い、Chrome OSの存在感も増していく事と思われます。

矢野研からはこんな調査結果が出ていますが、個人的にはこの結果を額面通り受け取るのは少し気が引けます。勿論リサーチの結果に異を挟むものではありませんが、何かしらの起爆剤によってSaaS (もしくはASP)が爆発的に流行するのではないかという気がしてなりません。

その為に取り除くべき障壁は何なのか、見極める必要がありそうです。

ベクタとスケーラ

「京速計算機」は最速SPARCベース スカラー単独に決定

日経新聞を読んでNECと日立のプロジェクトからの撤退は知っていましたが、そもそもベクタ型のスーパーコンピュータとスケーラ型のスーパーコンピュータの違いがよく分からないので、調べてみることに。


ベクタ計算というのは、要するにSIMDの様ですね。

以前大学の授業でTI社のDSPについて学んだのですが、DSPは畳み込み演算を1命令で行える機能があって、この演算がまさにSIMDでした。よく覚えてないんですが、確か実際のDSPボードを使ってFFT演算をやった気がします。

最近耳にするベクタプロセッサとしては、CELLのSPEがありますね。IBMがロスアラモス研究所に納めたスパコンであるRoadRunnerは、CELLをベースにしているそうです。

やはり、スパコンの世界ではベクタ演算が強いという事なんでしょうか。

スケーラ演算をメインにする場合は、どちらかというとコモディティのプロセッサを使ったクラスタ構成になるということなのかな。