Google OSをジョークで済ませていいんだろうか?
このエントリでフォーカスしているのは「GoogleがAJAXで動作するOSライクな環境を提供する」ことなのだが、私としてはむしろそのことと共にやってくるであろう以下のことを考えた。
それは、Googleが極めて機能が絞られて価格が抑えられたデスクトップOS(とそれを含んだPC)をリリースするのではないか、ということだ。
仮にGoogleが何でもサーバサイド(w/AJAX)でやっちゃえ、とゴリゴリ進めて行った場合、ローカルに必要なのはもはや JavaScript が動作するウェブブラウザだけになってしまう。そうすると、そもそもWindows XPやMac OS Xの様な高機能なデスクトップOSは必要なく、機能を絞ったLinuxベースのOSにFirefoxがあれば良い、ということになる。
ここで、例の「100ドルPC」を思い出してみよう。
これは、発展途上国向けに寄付することを前提として開発されたPCなわけだが、機能を絞ったとはいえ汎用PCが100ドル(プロトタイプは150ドル)で開発できることを世に示したわけだ。となると、ネットワーク機能とLinux+Firefoxが稼動するPCなんて、商用ベースに乗せれば100ドルで十分出来てしまいそうだ。
さて、このPCをコンシューマに配って1年間使ってもらうとしよう。そうすると、1年で100ドルだから、1ヶ月当たり約8ドルの支払いで済んでしまう。
これ、下手すると、ユーザの利用料が月当たり3ドル、広告でカバーする費用が月当たり5ドルとかで、タダ同然で世の中に配れてしまうのではないか?
で、これでGoogleがどうやって儲けるのか?
う〜む、そこが問題なのだよね・・・(笑)。
ただ、オフィスソフトに関してASPモデルでの提供を行えば、十分ビジネスにはなる気がする。
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