分かる分かる。この手の妄想をしたくなってしまう気持ち。ただ、この記事の最後にまとめてある様に、Googleが何かの具体的なアクションを起こす可能性が高い事は、それなりに納得のいく理由で裏付けられると思う。Googleにとっては、MSのサーチエンジンが普及しては困るのは自明の理であるし。
私の個人的な感覚としては、三番目のアイデア「ライトなLinuxベースのOS」あたりがありそうな案だと思う。カスタマイズしたLinuxディストリビューションを出すのではあまりに捻りが無いし、それに記事にもある様にGoogleは今までに、Gmail、Docs、SpreadsheetなんかのサービスをWebアプリとしてリリースしており、今更クライアントサイドにフルセットのOSを乗せなければならない必然性は無いと思う。
これはいわゆる「シンクライアント」の話に関連するが、シンクライアントではいかにクライアントサイドの管理コストを減らすか、という点が一つのポイントであり、そういう意味ではクライアントサイドにフルセットのOSが存在する限り、管理コストは減らない訳だ。しかし、Firefoxが動作するだけのシンプルかつシングルタスクなOSであるならば、かなり管理コストは減って、シンクライアントに近い感じになるのではないか。
Googleがシンクライアントを目指しているのかと言われると、それはきっとNoなのだろうけれど、それにしても彼らには「サーバサイドで検索技術をフル活用したアプリを」という信念がある様に思えるし、アプリがサーバサイドにある以上は、シンクライアント的な発想になるのは自然な事だと思う。
さて、そこでやはりGoogleの次の一手に話が戻るが、以前私が妄想した様に
- かなり性能と機能を絞ったH/W
- 極めてライトウェイトなOS
- その上で稼働するウェブブラウザ
- AJAXでリッチ化されたウェブアプリ
なんか、知らないうちにこういう事が水面下で進行してるんじゃないのかな〜。どうなんだろうか。
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