2006年12月1日金曜日

SCO v.s. IBM (Linux)の行方

SCOの対IBM訴訟、申し立ての大半が無効に

う〜ん、実際のところ、SCOが所有している(Novellの主張によると「SCOが所有していると主張している」)UNIXの著作権を侵害したコードがLinuxのコードベースに存在するのかどうか、私は知らないし確かめる術も無いわけなのだが、どうもこの訴訟はSCOに分が悪いような気がしてならない。

無責任な第三者として、そしてLinuxとその未来を支持する一人のエンジニアの端くれとして見ると、x86系コンピュータ向けの商用UNIXとしてUnixwareを展開してきたSCOが、Linuxの台頭によってもはやお先真っ暗になったので、なりふり構わず訴訟に持ち込んだ、という感じがしてならない。

この訴訟の行方がどうなるにしろ、SCOはもう終わりなんだろうなあ・・・とも思う。

まぁ、Linuxに非があれば(UNIXの著作権を侵しているコードが紛れ込んでいるならば)その点は修正して欲しいが、とにかくLinuxの未来に暗い影が落ちない様に早くこの問題を片付けて欲しいものだ。

0 件のコメント: