この時はGoogle OSに搭載されるWeb BrowserとしてFirefoxを挙げていますが、この後Googleが独自BrowserであるChromeを発表したのはご存じの通りです。
ただ、肝心なところはそれ程変わっていなくて、超軽量の(恐らく)LinuxをベースとしたBrowserが稼働するだけのOS、という点でChrome OSは私の想像したGoogle OSそのものです。
私の(ある意味)妄想的ブログエントリから2年半を経てGoogle OSがデビューしたわけですが、Googleにとってこの期間はちょっと長いかも知れません。かの企業であれば、本気になればこの程度のソフトウェアは1年もあれば作ってしまいそうです。2年半という期間には、ビジネス上の判断や市況、他の企業とのアライアンスなど、技術とは違う理由が働いたのかも知れません。
ともあれ、あちこちで語られている様に、Googleのスタンス(全てのアプリケーションをクラウドで提供する)は非常に注目され、段々と採用されていきそうです。それに伴い、Chrome OSの存在感も増していく事と思われます。
矢野研からはこんな調査結果が出ていますが、個人的にはこの結果を額面通り受け取るのは少し気が引けます。勿論リサーチの結果に異を挟むものではありませんが、何かしらの起爆剤によってSaaS (もしくはASP)が爆発的に流行するのではないかという気がしてなりません。
その為に取り除くべき障壁は何なのか、見極める必要がありそうです。
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