日経新聞を読んでNECと日立のプロジェクトからの撤退は知っていましたが、そもそもベクタ型のスーパーコンピュータとスケーラ型のスーパーコンピュータの違いがよく分からないので、調べてみることに。
ベクタ計算というのは、要するにSIMDの様ですね。
以前大学の授業でTI社のDSPについて学んだのですが、DSPは畳み込み演算を1命令で行える機能があって、この演算がまさにSIMDでした。よく覚えてないんですが、確か実際のDSPボードを使ってFFT演算をやった気がします。
最近耳にするベクタプロセッサとしては、CELLのSPEがありますね。IBMがロスアラモス研究所に納めたスパコンであるRoadRunnerは、CELLをベースにしているそうです。
やはり、スパコンの世界ではベクタ演算が強いという事なんでしょうか。
スケーラ演算をメインにする場合は、どちらかというとコモディティのプロセッサを使ったクラスタ構成になるということなのかな。
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