久々に新卒で勤めていた某外資系製造業の同僚と再会してひとしきりテクノロジー談義をした。
何だか本当に久々に濃いテクノロジーネタを聞けた気がする。それにしても、Cutting Edgeな領域では凄く色々なことが起きているのだなあと実感。特に、S/Wの中でもH/Wに寄った領域や、N/Wの領域で結構面白い事が起きている気がした。例えばインメモリデータベースやNoSQL、HDDのファームウェアとRDBMSのディスクI/Oのチューニングとか、InfiniBandとか。
世の中猫も杓子もクラウドだクラウドだと言い、S/WでもアプリやM/W、仮想化レイヤ等の上層側に注目が行っているが(それはそれで面白いが)、実はよりH/Wに近い下層側の革新も不可欠なのだと思った。
あと、今後のクラウド化、特にPublic SaaSやグローバル企業のPrivateクラウドでは、実は全然ロケーションシームレスじゃないインターネットの実態(海を越えると国内だけの通信と比べて圧倒的にレイテンシが悪化する)を打破するための分散キャッシュとか、そういうのも面白いし本質的かも。
話は変わるが、太平洋越えたらレイテンシが数十ミリ秒から数百ミリ秒になってしまう事を、感覚的に分かっている人はあまり多くないのかな。最近した仕事でそう思う機会があった。特にネットワークエンジニアじゃないSEの人ではそうなのかも。
そんなコトを思った時に、10年前に新卒時代にやっていた仕事で学んだ内容の息の長さに驚く。そして、あの時に一緒だったチームの人々がいかにSpecialだったかに今さらながら気付く。アプリだけじゃなくM/WもOSもH/WもN/Wも全てが分かる一握りの人々の集団なんて、今考えたら結構レアだなあと。みんなコード書けたし。そして、誰一人として当時の会社に残っていないのは皮肉でもあるのだが。。。
1日が48時間あったら、12時間は寝て、16時間で今のコンサルタント業をやって、残りの16時間ではエンジニアをやっても良いなと思う。まぁ、1日は24時間なのでせんない妄想なのだけれどね(笑)
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