林檎と真珠
私のMacBookは、主としてドキュメント作成と画像編集にしか使っておらず、以前は仕事でプログラムも書いたのだがそれでもPHPやJavaで事足りていた。しかし、最近になってDBアクセスも含めてPerlを使いこなす必要が生じた為、急遽環境を整備する必要に。
PerlのDBアクセスはDBIというフレームワークを使うのが一般的で、私のMacにも既にPerlとDBIはインストールされている。しかし、MySQLへ接続する為の個別のモジュール(DBD)が無い為、CPANを使ってDBD::MySQLを入れることにする。
私はPerl歴は結構長いのだがCPANはあまり使ったことが無かったので、[CPAN経由でLinuxにモジュールを組み込む]を参考にさせて頂き、CPANをチェックしてみる。
% perl -MCPAN -e shell
すると、手動でのCPAN設定が開始される。ここで気付いたのが、CPANに必要なlynxやwget等のツールが無いということ。通常のMacOS X向けのユニバーサルバイナリを探したのだが、ネット上にはtar-ballからのインストール情報が溢れていたので、気を取り直してMacPortsを使うことにする。
というか、MacBookを使い始めてもう1年半以上経つのに、未だにMacPortsを入れていないことがバレてしまった。。。UNIX使いとして失格である。
さて、MacPortsというパッケージシステム自体はユニバーサルバイナリで提供されている為、MacPortsのサイトからダウンロードする。
画面左側のメニューから[Installing MacPorts]をクリックし、画面右側のリンク[Leopard (Universal)]をダウンロードし、MacPortsをインストールする。但し、画面右側の下部に記載されている様に、MacOS X 10.5 LeopardではXcode 3.0がインストールされている必要がある。私のMacBookには既にインストールされているので問題ないが、未導入の場合はMacBook付属のCD-ROMからインストールする必要がある。
MacPortsが入ったら、後はターミナルで操作を行う。
MacPortsでインストールしたいパッケージ(hoge)を検索する際:
% port search hoge
MacPortsでパッケージ(hoge)のオプションを検索する際:
% port variants hoge
MacPortsでパッケージ(hoge)をインストールする際:
% sudo port install hoge
後は、MacPortsを使って必要なコマンドをインストールする。注意点としては、CPANが要求するコマンド名と、MacPortsのパッケージ名が必ずしも一致しない事だ。lynxコマンドやwgetコマンドはパッケージ名もlynx及びwgetだが、ncftpgetコマンドのパッケージ名はncftpであり、gpgコマンドのパッケージ名はgnupgだ。後は設定に関する質問に答えていけば、CPANの設定は完了する。
CPANの設定が完了するとCPANのコマンドラインプロンプトが表示されるので、やっと念願であったDBD::MySQLのインストールが出来る。インストールは以下のコマンドで実行する。
cpan> install Bundle::DBD::MySQL
ちなみに、このインストール作業中にCPAN自体のアップデート(?)も推奨されるので、以下のコマンドも実行する。
cpan> install Bundle::CPAN
cpan> reload cpan
以上で(やっとこさ) PerlスクリプトからMySQLに接続する準備が整った。さて、書くか。。。
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