2008年7月29日火曜日

林檎と真珠

私のMacBookは、主としてドキュメント作成と画像編集にしか使っておらず、以前は仕事でプログラムも書いたのだがそれでもPHPJavaで事足りていた。しかし、最近になってDBアクセスも含めてPerlを使いこなす必要が生じた為、急遽環境を整備する必要に。

PerlのDBアクセスはDBIというフレームワークを使うのが一般的で、私のMacにも既にPerlとDBIはインストールされている。しかし、MySQLへ接続する為の個別のモジュール(DBD)が無い為、CPANを使ってDBD::MySQLを入れることにする。

私はPerl歴は結構長いのだがCPANはあまり使ったことが無かったので、[CPAN経由でLinuxにモジュールを組み込む]を参考にさせて頂き、CPANをチェックしてみる。

% perl -MCPAN -e shell


すると、手動でのCPAN設定が開始される。ここで気付いたのが、CPANに必要なlynxwget等のツールが無いということ。通常のMacOS X向けのユニバーサルバイナリを探したのだが、ネット上にはtar-ballからのインストール情報が溢れていたので、気を取り直してMacPortsを使うことにする。

というか、MacBookを使い始めてもう1年半以上経つのに、未だにMacPortsを入れていないことがバレてしまった。。UNIX使いとして失格である。

さて、MacPortsというパッケージシステム自体はユニバーサルバイナリで提供されている為
MacPortsのサイトからダウンロードする。

画面左側のメニューから[Installing MacPorts]をクリックし、画面右側のリンク[Leopard (Universal)]をダウンロードし、MacPortsをインストールする。但し、画面右側の下部に記載されている様に、MacOS X 10.5 LeopardではXcode 3.0がインストールされている必要がある。私のMacBookには既にインストールされているので問題ないが、未導入の場合はMacBook付属のCD-ROMからインストールする必要がある。

MacPortsが入ったら、後はターミナルで操作を行う。

MacPortsでインストールしたいパッケージ(hoge)を索する際:
% port search hoge

MacPortsでパッケージ(hoge)のオプションを検
索する際:
% port variants hoge

MacPortsでパッケージ(hoge)をインストールする際:
% sudo port install hoge

後は、MacPortsを使って必要なコマンドをインストールする。

注意点としては、CPANが要求するコマンド名と、MacPortsのパッケージ名が必ずしも一致しない事だ。lynxコマンドやwgetコマンドはパッケージ名もlynx及びwgetだが、ncftpgetコマンドのパッケージ名はncftpであり、gpgコマンドのパッケージ名はgnupgだ。

後は設定に関する質問に答えていけば、CPANの設定は完了する

CPANの設定が完了するとCPANのコマンドラインプロンプトが表示されるので、やっと念願であったDBD::MySQLのインストールが出来る。インストールは以下のコマンドで実行する。

cpan> install Bundle::DBD::MySQL

ちなみに、このインストール作業中にCPAN自体のアップデート(?)も推奨されるので、以下のコマンドも実行する。

cpan> install Bundle::CPAN
cpan> reload cpan

以上で(やっとこさ) PerlスクリプトからMySQLに接続する準備が整った。さて、書くか。。。

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