2007年2月19日月曜日

[2/16] クルマが故障した

私はトヨタカルディナ GT-FOUR N-EDITION (平成14年式)に載っているんですが、前のクルマ(こちらもカルディナで平成7年式のFZ)を含めてこの11年間で初めてクルマが故障しました。しかも、高速道路の走行中にエンジン系のトラブル(汗)。

トラブルは突然やって来ました。

高速道路でP.A.に寄ってトイレ休憩したまでは全く問題無かったのですが、再度本線に復帰して数分で妙な振動を感じる様になりました。最初は特殊な舗装の路面なのかな?と思ったのですが、居眠り防止の特殊舗装等に比して非常に振動が大きく、またちょっとずつアクセル開度に対する加速の仕方に違和感が感じられて来ました。

そして、「もしやパンク?」と思い、一旦高速バスの停留所にクルマを止めて、ぐるりと周りを検査しますが異常なし。そして再度走り出して本線に復帰した所、やはり振動は止まらず今度は加速の異常が顕著になって来ました。アレアレ??と思ってふとルームミラーを覗くと、後方視界が真っ白に。ヤバい、いきなり寒くなって結露したのか??と思ったのですが、よくよく見るとそれは白煙です。何と、私のクルマが白煙を吐いているのです(大汗)!

半ばパニックになり、緊急避難帯に駐車しました。(実は、トンネル内部に入ったばかりだったのです)
そして、同乗の友人(某自動車メーカー勤務)のアドバイスもあり、一旦エンジンを切って様子を見る事に。トンネル内部は私のクルマが吐いた白煙で真っ白だったもので、後続車はハザードを付けながら徐行運転。。。大変申し訳ないことをしてしまった。。。

# この時、佐藤琢磨選手がモナコGPで白煙を吐いて後続車がクラッシュした件を思い出しました(汗)

さて、再度エンジンをスタートさせますが、やはり振動は止まりません。ちょっと前進、後進をやってみますが、明らかに加速のレスポンスが悪いです。ただ、JAFを呼ぼうにも緊急避難帯ではどうにもならないので、本線の交通が途切れるのを待って(何と、悪い事にここは対面通行で片側一車線に減少していたのです!)、全くと言って良い程加速しないクルマにムチを打ち、何とかトンネルの外へ。そして、工事の為にたまたま広く開いていた路側帯に停止して再びエンジンを切る。この短い間にも、やはり後方は白煙でいっぱいに。。。

その後は、パニックな私とは対照的に冷静な友人が、色々と対処をしてくれたおかげで、JAFに来てもらい、ローダーで搬送してもらい(4WDなのでレッカーが難しいのです)、何とか近くのディーラーへ。さすがメーカー勤務です。クルマのトラブルには至極冷静ですね。本当に彼には助けられました。ディーラーでは症状を説明し、検査してもらう事になりました。30分程の簡単なチェックの後、どうやらエンジン系のトラブルだろう、とのことを聞きました。

さて、翌日ディーラーを再び訪れると、より詳細な症状が明らかに。

何と、タービン(ターボ車なんです)が壊れて、タービン内の吸気にエンジンオイルが混ざってしまい、それがエンジン内で燃えていた為、白煙が派手に上がったとの事。また、その関係で吸気系はオイルだらけになってしまい、インタークーラー内部もオイルの池になっていたとのことでした(汗)。普段から少量のエンジンオイルは吸気系に混ざっているので、それが短期間の間この様な形で燃焼しても排気系に問題は無いそうなのですが、ブローしたタービンは勿論交換しなければならず、またオイルだらけになってしまった吸気系のクリーニングも必要との事でした。

そう言えば、以前から半年くらいのスパンでオイルのインジゲータが点灯することがあり、それをディーラーで見てもらった事があったのですが、その際は「減速時等で車体の前方に加重が掛かった際に、オイルパン内のオイルが減っていた為に、偏ったオイルに対してたまたまセンサーがオイル過少を検知したのでは」と言われていて、単なるオイル交換で済ませていたのですが、本来は半年くらいではオイルはそうそう簡単に減らないわけで、前々からタービン内で粛々とオイルが燃え続けていたのかも知れません。ディーラーのエンジニアによると、NA(自然吸気)ではオイルは2万キロくらい走らなければインジゲータが点灯する程減る事は無いそうです。

ともあれ、タービンの部品を取り寄せ、タービンを付け替え、インタークーラーを含めた吸気系の洗浄をし、と、色々と作業が必要になってしまいました。私の愛車は暫く入院です(ToT)。

まぁ、今回はクルマに詳しい友人が同行してくれていた時のトラブルだったので、かなり運が良かったかも知れません。自分も、もう少しクルマに詳しくならなければなあ。。。と思いました。

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