世界中のPCを自分仕様に——多機能プレイヤー「wizpy」
ターボリナックスをUSB接続のストレージデバイス(フラッシュメモリ)からブートするというデバイスで、OSも含め4GBのストレージエリアを確保しているそうな。ただ、現実的にはそれでは足りないので、オンラインストレージの提供も予定されているらしい。
最近仕事でThin Clientのことを調べることが多いのですが、これもある意味Thin Clientに似ていなくはない。USBキーから(ホストPCとは関係ない)Linuxを立ち上げて作業が出来るというのは面白いし、自分の作業環境が持ち歩けるのは便利。
しかし、根本的に「ホストPCが必要である」という問題を抱えているのも確かだと思う。PCがあるならば、その中にあるOSやストレージを使えば良いのではないか?という話になってしまいかねないので、もうひと工夫が必要かなと思う。
ただ、OSと環境を持ち歩いて、データはオンラインストレージ、という考え方は悪くないと思う。
企業向けThin Clientには色々あるけれど、コンシューマ向けはまだまだ未開拓の領域。これからどんな物が出てくるのか、どんなサービスが始まるのか、興味深いエリアです。
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